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東京から鹿児島までヒッチハイクしてみた。そして鹿児島からフェリーで沖縄の旅!!!!

先日、日本でヒッチハイクをしました!東京から鹿児島までヒッチハイクをして、そこからフェリーで沖縄本島に行き、沖縄の那覇からマウンテンバイクを7日間レンタルして、島をおおよそ1周してきました!ということで今回は日本ではまだ文化的に馴染みのないヒッチハイクと、そのルーツについて書きたいと思います!

 

 

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そもそもヒッチハイクの歴史はそこまで古くはありません。調べてみるとヒッチハイクという言葉が世界で登場したのは1920代、New York weekly magazineで初めて使われたようです。

当時多くのアメリカ人の若者が複数(2人、3人)でカナダのモントリオールまでヒッチハイクをしたというインタビューが記録として残っているそうです。アメリカ以外の国ではヒッチハイクがなく、その次に紹介されたのが、スコットランドの新聞だそうです。いずれにしても起源はアメリカのようです。それが世界に徐々に拡大され、現在に至るようです。

日本ではヒッチハイクをする必要がないくらいバスや電車などの交通機関が優れています。じゃあなんでヒッチハイク?とよく聞かれますが、私は日本でヒッチハイクをした理由は3つあります。

 

1つ目は、日本は世界でトップクラスの安全な国だから。

ヒッチハイクは相手を選べません。一体どんな人が乗せてくれるのかわかりません。下手をしたら犯罪に巻き込まれることだってあるかもしれません。となると、安全ということが最重要なので、日本がヒッチハイクを試す最高の国だからです。日本くらい安全な国はほとんどないので、ヒッチハイク好きからすれば、なぜ日本でヒッチハイクをやらないのだと逆に思うほどでしょう。その証拠に偶然、欧米から日本にヒッチハイクをしに来た女性と会い、最終的に何週間も共にヒッチハイクをして友達になりました。日本はヒッチハイクに最も適した国なのです。

2つ目は、色んな人と出会うため。

東京から鹿児島までおおよそ観光含め7日間かかりましたが、人との出会いはかけがえのないものでした。早速写真を載せたいと思います。静岡、名古屋、大阪、京都、広島、福岡、鹿児島などを訪れ、様々な景色や人々に出会い、旅をしながらのこの組み合わせはヒッチハイクでしかできない醍醐味です。

 

特に広島で出会った夫婦は、ランチやディナーまでご馳走になり、広島原爆に一緒に観光し、さらに1泊して次の日は世界遺産指定の宮島神社を一緒に訪れました。お互いの過去のこと、夢、人生について語り、最後は全員で泣きながらお別れをしました。

 

ヒッチハイクをして乗せてもらって、ごはんまでご馳走になり至れり尽くせりであるはずの立場である僕が、最後泣きながら「本当に出会ってくれてありがとう!!大阪に遊びに来た時は絶対ウチきなね!約束だよ!貴重な経験をありがとう!!」とお礼を言われて抱きつかれた時に、言葉では言い表せない感情が沢山こみあげてきてただただ茫然としてしまいました。ヒッチハイクは人との出会いを生み出し、色々なものをつなぎます。これは普段の日常生活では到底味わうことのできない経験でした。

また写真の2枚目で紹介してますが、僕が沖縄の古宇利島でうっかりコンビニで夜ご飯を買いそびれてしまい、島は夜7’時ですが真っ暗で店も開いていません。その日は朝からほとんど食べていませんでした。ようやく見つけた小さなお店でしたが店のメニュは全て売り切れ。

それでも話だけでもと思い、僕は那覇から5日間かけてここにきました。どこかまだ開いてるお店はありませんか?とおばあちゃんに聞くと、こんな時間開いてないよ!とあっさり言われお店を後にすることに。このままだと本当におなかが痛くて縮れるくらい激痛の空腹感で今夜は寝られない覚悟をしました。あきらめて自転車に乗ろうとすると、そのおばあちゃんが店を飛び出して「おい、おにぎり握ってあげるよ、これもなにかの縁でしょう。」っておにぎり2個を握ってくれました。そのおにぎりの味は今でも忘れない最高の味でした。他人によって命が救われたと実感した瞬間でした。明日の仕込みであるはずのごはんを遅い時間まで働くおばあちゃんからただただ空腹で困っていた全くの他人であるはずの僕を助けてくれたのです。こんなにお米に感謝しながら食べた日はありませんでした。。

 

 

   

 

 

 

3つ目の理由は、「人を100%信用してみる」のを試したかったから。

これは完全に私個人的な理由ですが、僕はどちらかというと自分のやりたいことを自分で見つけ、自分で解決するタイプの人間です。

しかしヒッチハイクでは自分のやりたいことが思いどおり計画できず、予定通りになることは予測できません。というよりは100%他人の力によって未来が変わります。いつ車が止まってくれるかもわからない、下手したら何時間も捕まらない、変な人にのせてもらって事件に巻き込まれるかもしれない。明日の予定が全く立てられないなどなど、他人の力によって自分の未来が決まります。

もしこれが仮にうまくいってとても楽しめたとしたらそれは、自分で解決して楽しみを見出すこと以外に、他人の力から楽しみを見出すことができ、結果的にそれはどちらも同じことになるんじゃないかという立証をしてみたかったからです。

そういう意味で他人を100%信用、信頼しきってみて未来がどうなるかに賭けてみたかったんです。結果的に、自分の予想以上の楽しみが得られたので、いかに自分の力というのは小さいんだということと、他人の力はとてつもなく大きいということを学びました。この成功体験は私の今後の人生において基盤になると思います。

 

いかがでしたか?

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