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世界の中心、オーストラリアのAyers Rock Resortで働く!第一章!!

2008年の出来事。

俺はAustraliaのAyers Rock Resortで働いていた。海外で初めて働いた場所でもある。

日本人と行動しない、日本語を使わないと決めて渡豪してSydney空港に到着した瞬間に高知から来たSakiという日本人という子にあった。同じエージェントを利用していたので始めの移動は全て一緒のプロセスとなった。

そのSakiと同じ語学学校、そして彼女のホームスティ先も自分のホームスティから歩いて3分の場所という展開になった。日本人に英語のみで会話するというのはよほど基地外でない限り難しかった。

つまり初日で自分に覚悟を決めたことをあっさりと破ってしまった。村上春樹に許可をとって使いたい言葉があった。

「やれやれ」。

 

それから約4週間…。コネも何もない自分が果たしてどうやって現地のオージーと働くのかを模索した。日本人とは働きたくない。それじゃあ日本で働くのと変わらない。だから語学力を伸ばすことだけに集中した。そして最終的に考え抜いた答えが「インターンシップ」だった。

とりあえず経験値が必要だった。それは言葉だけではない。表現が難しいが、自分の「生き抜く」力も欲しかった。だから留学センターに$1000払って仕事を紹介してもらった。彼らには「日本人がいない環境で働きたい」と伝えた。今考えればエージェントに頼らず自分ひとりで仕事を探すこともできたがその当時はそんな勇気も度胸も行動力なく、英語を学ぶことで必死だった。。。とりあえず結果待ちということで2週間待つことになった。

 

そのころ俺はシドニーのあのゴミゴミとした都会感と雰囲気があまり好きになれず勝手にブリスベン行きのバスのチケットを買ってブリスベンのバッパーにいた。こういうところは何故か迷わず行動できる。ただブリスベンも俺にとって素晴らしいと言える場所ではなくどうしようか悩んでいた。所持金は2000ドㇽを切っていた。ミゴレン、パスタの生活でエージェントからの連絡を待った。そして約10日後、彼らからの電話が入り、そしてタイトルの通り、世界の中心地とも呼ばれるエアーズロックのホテルで働くことに決定した。

と同時に所持金2000ドルからエージェントへの手数料1000ドルと飛行機代300ドルを引くと全財産は700ドルになる。これは流石にやばいと思ったのでその手数料は給料が発生してから払う旨を伝えた。人間ピンチになれば何でも言える。案の定彼らは承諾してくれた。実際のところ1000ドル払うなんてばかばかしいと思ったがこれ以上思うと面倒くさい人間になりそうなのでとりあえず急いでシドニーに戻り、そして急いでFlight Ticketを買った。

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そして数日後、身支度をしてシドニー空港に向かった。

そしてシドニー空港からエアーズロック空港に...

周りには何もない。赤い土だけだ。こんな世界は映画でさえ見たことがなかった。

ここは本当に同じ地球かと暫く茫然としながらも、いよいよ現地の人と働ける、そして日本人とはしばらく離れたコミュニティで生活できるという不安と期待を胸にしてエアーズロック空港に到着した!

 

しかしその空港には、何故かSakiがいた...。

続く...

 

 

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