大自然、ニュージーランドで生活する!生き残りをかけたサバイバル生活!(2)

 

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そして悪魔の6か月が始まった。

まずはワークビザの切り替えの件だった。ここでワーホリのビザについて簡単に説明したい。このワーホリビザは通常1年間のみでそれ以上は滞在できない。つまり1年後に日本に帰国しなければならない。永住権をとる方法はおれにはたった一つだけしかない。

1年以内にワーホリビザからワークビザに切り替えてそしてワークビザから永住ビザを取る。

2月にニュージーランドに入国したので頭の中では5月から6月にはワークビザに切り替えたいと計画していたが物事は予定通りにはなかなかいかない。

6月の時点でemployerにワークビザの話をした。彼は「もちろんOKだよ、でも君のワーホリビザはまだ8か月も残ってるんだよね?まだ大丈夫なんじゃない?」と言った。

これはいわゆる後回しにさせる作戦である。ぎりぎりになってやっぱりサポートできないなんて言われたらもう終わりである。人に期待してはいけないのだ。

だからと言って何度もしつこく言うと機嫌を損ねて「君をサポートできない」という気がした。簡潔に強く言うことと言うタイミングをうまく計算するのが精神的に相当疲れた。

 

他にも書類集めに相当苦労した。犯罪履歴証明書、IELTS、employment statement、qualificationのcertified copy などなど。その数は100枚以上になった。

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そんな流れの中で嫌な出来事が起こった。俺のemployerが急遽人事異動になった...。代わりにオージーの人が代行するらしい。

「やれやれ」と思った。何となく嫌な予感はしていた。ニュージーランドでは地方で働く場合、冬になると観光客が減り仕事も減る。つまり人件費をカットする必要があるのでよくありがちなことだ。

俺は彼が異動する2週間前に「ワークビザを申請するのでそれに関わる手紙と申請書の記入をしてほしい」と頼んだ。

実際に彼がそれにあたってする内容は大したことではない。ものの30分程度で終わることであり、申請書はHRが担当するので彼の仕事ではない。彼に出来るだけスムーズにやってもらえるようにそのこともきちんと説明し、いかにも彼のしなければならないことはこれとこれとこれだけという風に簡潔に説明した。

俺は3日でやってほしいと言った。実際には30分で終わることだからやろうと思えば、今日中にでも余裕でできる。でも実際には俺は2週間以内で終われてくれればよかった。それを3日でお願いすることによって10日以上余裕をもっていた。

 

何度も言う。人に期待してはいけないのだ。

 

それから2週間が経った。彼は全く何もしてくれなかった。HRにされ頼んでもいなかった。俺はその件について何故してくれなかったか尋ねた。もう半ばやけくそだった。

そして異動になる直前に彼はややイライラした口調で言った。「代わりに入るマイケルに頼んでくれ。」

でもこういう現実は十分考えられる出来事であったはず。

俺は一体何を学んできたのだろうと、とうとう自分自身にイライラし始めた。

 

ところがこの出来事が逆に俺にとって転機となった。

 

そのマイケルがとても親切で優秀だったからだ。結論から言う。彼がワークビザの全てを責任をもって対応してくれ、そのおかげで俺はワークビザを取った。俺は救われた。大げさに言えば、捨てる神あれば拾う神ありだった。

そのワークビザは最長3年間滞在可能ということで少しはほっとした。ただこの時点で俺は永住権を申請していた。物事にはノープランとプランが必要なことがある。俺はこれに関しては、厳密なプランが必要だったと考えていたからだ。

 

ついに第一関門を突破した。これで永住権の道がまた近づいた。前にも書いたが、何故永住権を目指すのかは自分にも正確にはわからなかった。それはある程度の直観と意地みたいなものだけであったかもしれない。もしかしたらその過程が良いのかも知れない。何かに向かってさえいればその先が何であってもそこまで変わらないのかも知れない。

 

そんな生活も約1年...。いよいよImmigrationから1通のメールが入った。

 

続く