旅好き必見!東京から沖縄へのヒッチハイクの旅シリーズ!(5)広島 後編!

 

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 前回の日記↑ *まだ見ていない方はこちら

 

そしてここが運命の場所、とあるインターチェンジ!*写真↓

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見てわかる通りここはかなり危険な場所!というのも殆どの車がETCで通過するので通過後に徐行するのは後方の車にとってとても迷惑なのだ。たがインターチェンジは通常5レーン以上のゲートがあるので通過後はスペースが広がっているのでそこに車が止まってくれる事を祈った。

今まではSAやPAヒッチハイクをしていたので此処が初めてのIC。なんだかとても嫌な予感がした。そしてその予想は5分後に的中した。

5分後...

ICの橋の上から警備員の恰好をしたおばさんがうちらを上からまるで寝起きのような体たらくの眼をしながらこちらを見つけていた。

俺は「やばい、注意される」と直感で思った。

だから至って平然とした眼差しと態度を装った。こういう時は相手にいかに冷静に見えるかだ。ただ現実的にICで2人の人間が高速道路内で立っていたらどう考えても問題だ。そんなことは重々承知であった。

そしてそのおばさんがゆっくりと螺旋状の階段をコツコツを音を立てて降りてきた。俺は全く目をあわせないようにした。それでもその足音は確実に近づいてきた...

「コツコツコツ...」

ふとAlekを見るとサングラスをしててもわかる満面の笑顔でヒッチハイクをしている。知らぬが仏とはまさにこの状況だと思った。

そしてAlekがいきなり動き始めた。

そしてその瞬間警備員らしきおばさんが俺に声をかけた。

「ここは人が入ってはダメダメ!!危ないんだよ!ヒッチハイクはだめよ!」

俺は「あ、そうなんですか!では安全をきちんと確認しながら行いますね、すみません。」

おばさん「いやいやそういう問題じゃなくて、ここはダメなんだよ、違うところでやってください、あそこにいる女性もあなたの知り合いですか?とにかく今すぐやめてください!!」

事は一瞬で絶望的な状況になった。何しろここは大阪から40分以上も離れた市街地。ここで高速を降りたらどう考えても今日中に広島に着けない。そしてこのおばさんの頑固たる顔と態度に俺はもう諦めるしかないと思った。

そしてAlekの方を見ると、彼女の前に一台の車が止まっていた。ICの横のスペースにAlekと一台の車が平行して並んでいるのだ。まるで小学校の頃、理科の授業で習った、乾電池を2つ平行に並べた実験のようだった。

つまりAlekがヒッチハイクを成功させようとしているのだ。

なんというタイミングなんだろうと俺は神の存在を信じそうな気持ちになった。

急いでその車に向かい、広島方向にいきたいんです、とにかくここを出たいのです!と率直な今の状態を2秒で伝えた。そして伝えながら体はもうその車の中にいた笑!

しかし警備員らしきおばさんはそれでもうちらを止めようとしている。一体世界はどうなっているんだと一瞬思った。如何なる形であれ、俺は此処を今まさに離れようとしているのだ。それでも彼女は俺らが車に乗るのを必死に食い止めようとしている。

ここが危ないのはわかっているし迷惑をかけたとも思っている、おばさんに申し訳ないとも思った。ただその状況は今終わろうとしている、俺がこの車に乗ってこの場を去ろうが、乗らずに去ろうが何も変わらないのではないかと思った。

とにかく俺は天使のような存在の運転手にお礼を言い、今すぐ出発してくださいとまるでドラマで観るタクシー運転手への決まり文句のように懇願した。そして何回もお礼を言って、広島方面に向かった。

乗せてくれたのはゆういちさんとたまえさんというカップル。(写真↓)

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たまえさんは今日近くにバーゲンセールがあるため買い物をしたいということでここを通ったようだ。本当に助かった。命の恩人だった。

そして意気投合してあっという間の次のサービスエリアに着いた。これだけで本当に助かった。ところが、ゆういちさんが「お腹すいてるでしょ、ごはんたべよ」と言ってくれた。正直お腹が空きまくっていた。たがここは日本人の建前として「いいえ大丈夫です」というか、外国人のように「ありがとうございます」というか迷っていた。

俺はAlekがお腹がすいている事を実は知っていた。気づいたら僕らの足はサービスエリアの定食屋に入ってちゃっかりと席について腰を降ろしていた。言葉より行動とはこのことだろうか。

あのICであのタイミングで助けてもらい、目の前にはとんかつ御前が繰り出されている。「最高」という言葉は今日のために存在すると思った。

そしてありがたくご馳走になり心は満たされていた。そして最後にお水までもらってそのSAでお別れをした!とても幸せな体験をした!!

ところがさらなる出来事がすぐ起こった!!!

続く...