海外から発信する変態旅ブログ

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生まれて初めて海外に行った。イギリス、ロンドンへ!

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俺がはじめて海外に地を踏んだのは大学4年生の夏休みの頃だった。日本では大学3年生から4年生の夏にかけて就職活動をする。ちなみに海外の大学ではこの時期にインターンシップや1年の休暇をとって海外に旅行をしたりするらしい。という話を聞いて、じゃあ2か月くらいLondonに留学しようと決心した。

俺は時期も時期なので色々考えていた。この先卒業して何をしたいのか、そして何の仕事をしたいのか。

決まっていないのに就職もしたくなかったし、納得したレールを自分で引いてその道をを進みたかったのだと思う。そんな想いもある程度、短期留学の決心につながった。

 

この話は今からもう10年以上経つが、この決断は我ながら最高の決断をしたと思う。

誤解しないでほしいのは、それは留学が良いという意味ではなく、周りに流されず自分で決めて自分で行動したことが良かったと思う。まあイントロはここまでにしてイギリスの生活について触れたいと思う。

 

パスポートも持っていない、海外に行ったこともない、英語はとりあえずTOEIC600点の大学4年生の俺がロンドンのヒースロー空港に着いた。

ああ、これがイギリスか、これが海外かという漠然とした気持ちで税関を通り抜け留学斡旋会社の人と待ち合わせをする。そして今考えればアフリカ系イギリス人(おそらく移民してきた)の家でホームステイすることになった。

家にいても誰とも会話ができないし、ホストファミリーも俺のことに全く関心がない。おそらくエージェントからお金をもらっていて小銭稼ぎで俺が呼ばれたんだなと勝手に推測していた。そしてあの陰気な家が嫌だったので電車にのって初日からロンドン市内に向かった。

ロンドンはいつも曇っていると聞いたが本当だった。

Zone3エリア(ハンガーライン)からcityまで40分くらいだろうか。Tubeという地下鉄に乗る。黒人も沢山いて何となく地下鉄の雰囲気は暗い。因みにこの2年後にオーストラリアに留学する俺だが、オーストラリアの方がはるかに人も天気も雰囲気も明るい!(はじめて留学するならオーストラリアやニュージーランドの方がおすすめかも)

 

俺は市内の語学学校に通った。英語が喋れないくせに文法が海外の人に比べて出来るのか?intermediateのクラスに入った。いやいや確実にelementaryだよ俺のスピーキングは。「やれやれ。」と俺は村上春樹になった気分だ。

 

まず自分の語学力の無さと周りの英語力に圧倒されて毎日授業に参加するのが鬱になった。俺は理解できないところを理解しようとする気持ちはあるが、あまりにもそれが連続して長い時間継続したので鬱になった。多分はじめて留学した人はこの気持ちがわかるはず。絶望感と緊迫感。また先生がいつ自分を指してくるのがわからないのでとりあえず俺を当てないでくれということを祈りながら授業に参加した。そんな生活が2か月続いた。

今考えればとても苦い経験だったしあの英語に対する恐怖心みたいなものもいまだに覚えている。でもこの経験が全てのはじまりだった。あの時イギリスに行く決断をした俺にありがとうと言いたいと心の底から思っている。

 

これを読んでいる人の中でイギリスに興味がある、オーストラリア、ニュージーランド、海外の文化、英語に興味がある、留学に興味があると思った人がいたら引き続きこの俺のブログを読んでほしいと思う。僕はこういう自分の苦い経験がやがて自分に+になって返ってくることを実体験を通してわかったので一人でも多くの人に読んでもらってモチベーションをあげたいと思う。

 

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